PC遠隔操作ってなに?

自宅の別部屋にあるパソコンを今使用しているパソコンから遠隔操作できたら便利なのにと思ったことはありませんか?遠隔操作によってパソコンのオンライン指導や自宅外から自宅のパソコンにアクセスしてメールのチェックや編集作業を管理することが可能になります。
PC遠隔操作をする前に


遠隔操作をする前にある程度のネットワーク知識が必要になりますが初心者の私でもできたので敷居は高くないです。安心してください。ここでは、ローカルネットワークでの遠隔操作について解説していきます。

まず初めに、ルーターが必要になります。ルータについての解説はここでは省きます。


1.ネットワークルーターのDHCPサーバーの使用を停止させます。



2.ローカルネットワーク上の各々のパソコンに対して固定アドレスを割り当てます。 DHCPサーバーは、各々のパソコンに対して自動的にルーターがアドレスを割り当てる役割をしています。

固定アドレスの割り当ては、「コントロールパネル」→「ネットワーク接続」→「ローカルエリア接続」をダブルクリック→「プロパティ」→インターネットプロトコル(TCP/IP)を選択して右クリックで設定します。


3.セキュリティソフトを使用している場合は、ローカルエリアネットワーク上の各々のパソコン同士の通信を許可してください。詳しくは各ソフト会社の解説を参考にして下さい。

Norton Internet Security2002では、「インターネットアクセスゾーン」→「ウイザード」でホームネットワークの設定をします。

 

PC遠隔ソフト VNC - Virtual Network Computing - をインストールしよう


PC遠隔操作をできるソフトは多数ありますが、ここではWindowsやMacOS、LinuxなどのUNIX系OS、 Javaに対応して、互いに異なるプラットフォームのパソコン間をリモート操作できる無料のVNCを紹介したいと思います。


4.VNC(Download)←クリックすると窓の杜へリンクします。リンク切れの際は、本家サイト:RealVNCからダウンロードして下さい。


5.ダウンロードしたvnc-4_1_1-x86_win32.exeをダブルクリックすると以下の画面が立ち上がります。画像を参考にしながら「NEXT」次へ進んでください。


 

 

 

遠隔操作をされるパソコンにはVNC Serverを、遠隔操作をするパソコンにはVNC Viewerをインストールします。

 

 

 

 

Configureをクリックしてパスワードを設定します。設定したほうが安全です。

 

 

 

 

これでVNCのインストールは完了ですが操作をするパソコンにVNC Viewerのインストールを忘れずにして下さい。

 

PC遠隔操作をしてみよう


遠隔操作をするパソコンからVNC Viewerを起動します。Serverに遠隔操作をされるパソコンの固定アドレスを入力します。

 

 

パスワードを入力してOKボタンをクリックすると、デスクトップ画面に遠隔操作をされているパソコンの画面が現われます。

 

操作は普通にキーボードとマウスでできます。もちろん今操作しているパソコンも自分の前のキーボードとマウスで操作できます。電源の終了も可能ですので大変便利です。

パソコンの電源オンに関しては、次回に解説します。補足として、遠隔操作をされるパソコンのスペックが低い場合、私の環境 Duron750MHz 256M、遠隔操作をするパソコンがMobile Celelon1.06GHz 256Mでは操作に2秒ほどのラグが発生しています。しかし、別のパソコン Sempron2600+ Socket754 1536Mではサクサク快適に操作ができるので遠隔操作をされるパソコンはCPUが1Gを超えたパソコンの方が無難です。

[追記]

遠隔操作で画像(JPG.BMPなど)を見ることはできるのですが、WMV10(メディアプレイヤー全て)を起動して動画を見ることはできませんでした。CPU切換器の代用になるか期待してたんですがね。トホホ・・・。

 

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