極める ホームシアター

兼 YAMAHA ホームシアター 使いこなし術 セミナー 参加レポート
                       
  2004年8月29日 梅田スカイビルで開催されたYAMAHA ホームシアター使いこなし術 セミナーに参加した時のレポートを報告したいと思います。

当日は台風16号が接近していることもあって開催されるか心配でしたが無事に開催されて良かったです。講師はヤマハエレクトロニクスマーケティング広報室の堀 信二先生と名前は忘れましたが著名な先生をお招きして開催されました。

初めてこのようなセミナーに参加して正直戸惑いもありましたが、目の前で行われた実験を通して自分のホームシアターやオーディオなど改善すべきことが多く見つかり、半信半疑だったことも納得がいくものとなりました。また、オーディオの世界が奥深くどんどんはまっていきそうになりました。

次回にも、このようなセミナーがあれば積極的に参加して行こうと思います。しかし、自分と同世代の人が一人もいなかったのは寂しかったです。
もし、いらしゃったらすみません。
         
   
                       
 
AVアンプ プレイヤーの置き方
 
                       












AVアンプ、プレイヤーなどの機器は絶えず振動しているので、しっかりとしたボックスまたはオーディオボードに設置します。メタルラックなどは手軽で実は私も使用しているのですが、インシュレーターとメタルラックとの隙間が振動を大きくさせるため音質改善の点から言うと良くありません。

しかし、機器の下にオーディオボードや頑丈なボードを敷いてやることで音質改善につながります。また、専用オーディオボードでなくても木材には多数の種類がありますので色々な木材を使用することで自分に一番好みの音を発見できるかもしれません。

スペース上の都合から機器を重ねて置かなければならない時もありますが、機器は絶えず振動し発熱しているので音質改善の点から見ても良くありませんし何よりも熱によって機器内のコンデンサや回路の寿命を短くする原因となるので控えた方が無難です。

最後に振動の点から機器を見ると、しっかりとしたボードに機器を設置していないとどんなにすばらしい機器でも能力が発揮できず、信号の乱れからスピーカーにきちんと伝えることができないことによりスピード感や奥行きといった臨場感が失われふわふわした音になってしまうことは否定できません。音質改善は身近な所からとよく言いますがメタルラックなどを使用し今の音質に不満を感じている方は是非導入してみて下さい。
 
   
                       
 
スピーカーの置き方
 
 
メイン スピーカー トールボーイ ブックシェルフ
             
          トールボーイなどは一般的にスタンドもしくはスパイクが付いているため床に置く時に特別気にすることはありませんが、ブックシェルフ型の場合特に気をつけなければならないことがあります。それは、壁との距離です。トールボーイでもそうですが壁との距離によって音場が悪くなったり音の抜けが良くなったりします。一般的にブックシェルフ型の場合、壁との距離は20cmがベストだと言われていますが個人の好み、聞くジャンルによって様々ですので最終的には自分に一番合う距離を見つければいいと思います。
補足として、スピーカーにはなるべくインシュレーターを敷いてあげましょう。
   
               
                 
 
センター スピーカー
センタースピーカーは、極力フロントスピーカーに近づけるようにし、中音が主にメインとなるセンタースピーカーの音源をフロントに乱されないようにフロントスピーカーのスコーカーつまり中音とセンタースピーカーの位置をだいたい同じ位置にそろえます。
 
リア スピーカー
リアスピーカーは、基本的に決まりはありませんが耳よりなるべく高い位置に置くのがベストです。そして、耳にリアサウンドがシャワーのように浴びるように少し円を描くように置くのがベストかと思います。
また、天井に置いたり取り付けたりする際は低音がこもらないように少し角度をつけて設置します。
   
     
   
サブ ウーファー
      低音を出すウーファーは、指向性がほとんどないので設置場所はフロントであればどこに置いても構わないのですが、置く角度が重要になってきます。ウーファーは必ず図のように角度をつけて置きます。リスニングポイントつまり自分に低音が戻ってこないように設置し低音が部屋中をグルグル回るようにセッティングするのがコツです。くれぐれも自分の正面にウーファーを置かないことがポイントです。低音が思うように出ないと言う方は、要再セッティングです。反射を繰り返して確認しリスニングポイントに当たらないようにしましょう。
       
         
      もう一つポイントとしてウーファーもスピーカーですので壁から離して置きます。
よく集合住宅やマンションで騒音問題上から低音をいっぱい出すことができないという環境の方が多くいると思います。低音は薄い板では吸収されず厚い板に吸収されます。だからといって専用ルームを作るのにはお金がかかります。対策としては、ウーファーの設置面積を少しでも少なくするという方法があります。設置面積を少しでも減らすことで振動を減らし低音の漏れを防ぎ、具体的にはインシュレーターなどを用いて設置面積を減らすことになるかと思います。
       
         
   
アクセサリー
 
電 源
ドライブに不可欠な電源。電源は一番ノイズの影響を受けます。電源はオーディオ専用電源ボックスやノイズフィルターなどを使用することで足まわりがよくなり高音の伸びやアタック、抜けのよさにつながります。という私はというと、ノイズの影響をもろに受ける電源タップです。できるならば、オーディオ電源ボックスを使用しましょう。
電源、コンセントには極性があり上級機には極性の指示がかいてありますが、極性の位置、プラグの挿入方向を変えることでわずかながら音の表現力が変わります。もし、今の機器で不満があれば色々と試してみるとおもしろいと思います。
     
   
スピーカーケーブル
ケーブルといっても多種多様に色々とあります。一般的に、低音が不足気味の時は銅線を高音が不足気味のときは銀線を使用します。私自身も銅線銀線を使用していますがその差ははっきりとわかります。また、ケーブルには芯の太いものから細いものまでありますが太いほど密度が高く信号が多くなるため分解度が高くよりしっかりとした音場を作り出してくれます。補足として好みもありますがリアスピーカーにはなるべく銀船を使用した方がよりサウンドに広がりと臨場感を持たすことができます。
同軸デジタルケーブルと光デジタルケーブル

オーディオ用デジタルケーブルとして同軸デジタルケーブルと光デジタルケーブルがあります。どちらもデジタルケーブルですがそれぞれ特徴として一長一短があります。

光デジタルケーブルは、特徴としてノイズの影響をうけにくい性質を持っています。しかし、信号を一度光の濃淡に変えて伝送をするために余分な回路を通り音の劣化というマイナスの性質もあります。一方で同軸デジタルケーブルは、光デジタルケーブルと比べてノイズという点において劣りますが光デジタルケーブルのように余分な回路を通らない分、音質が優れていると言えます。

ケーブル一般に言えることですが短いほどdbが減少しないので音がいいと言われています。しかし、これは賛否両論があると思います。また、ケーブルはできるだけ曲げず直線になるように使用した方がケーブルのためにも音質のためにも良いです。

このように一長一短があるので色々と試して自分の耳に合うものを選びましょう。

 
 
 
     
           
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