購入&視聴レポート 

             
◆ きっかけ ◆

   
このAVアンプを購入するきっかけとなったのは、ホームシアターを組む過程で必要になるというのと、実は父親から譲り受けたスピーカーYAMAHA:NS-690がコンポとつながれ本来のスペックを出しきることはもちろん、鑑賞していた音に以前から不満を感じていたからでした。
かつて父親がこのYAMAHA:NS-690とつないでいたアンプはヤマハの名機CA-1000Uで当時中学生だった自分をオーディオの魅力の虜にさせたアンプでもありました。今となっては残念な事なのですが、高校1年ぐらいの時、突然CA-1000Uの調子が悪くなり煙がでたりしたので粗大ごみの日に出してしまったのでした。その頃は知識もなく特別その価値もわからなかったので、ただただ壊れたという理由で捨ててしまったことに今では後悔しています。
そんな混沌とした中、楽しめてコストパフォーマンスに優れたアンプはないかなぁと模索していたところ、ホームシアターと出会い映画も音楽も楽しめるAVアンプというものに出会ったのでした。
そして店頭に何度も足を運んで色々視聴した結果、ONKYO:TX-SA601なんかも機能、デザインともに良かったのですがエントリークラスとして個人的に高っかたので、それを上回るほどコストパフォーマンスに優れたAVアンプはないかと何度も視聴した結果、YAMAHA:DSP-AX440に決まりました。

 
 
             
製品仕様

●定格出力(6Ω): メイン75W+75W、センター75W、リア75W+75W、リアセンター75W

●実用最大出力(EIAJ、6Ω): メイン100W+100W、センター100W、リア100W+100W、リアセンター100W

●全高調波歪率: 0.06%(CD他)

●SN比: 100dB(CD他、250mV)
●消費電力: 220W

●外形寸法(幅×高さ×奥行): 435×161×390mm

●質量: 11.0kg

機能・特長

●96kHz/24bitDAC(全ch)

●100kHz再生対応パワーアンプ(メイン2ch)

●音響専用の高音質パーツ群

●イージーセットメニュー:セット可能な機能の一例→
■ センターch用5バンドEQ
■ ドルビーデジタル対応Dレンジコントロール
■ サイレントシアター専用トーンコントロール/LFEレベル/Dレンジコントロール
■ 入力アサイン(デジタル音声入力、D4映像入力に対応)

●入力ソースとサラウンドプログラムが連動して切り替わるサラウンドプログラムメモリー

●BGV機能

●5.1chアナログ音声入力端子

●6-4ダウンミックス機能

●サブウーファー出力端子

●バナナプラグ対応スピーカーターミナル(全ch)

●40局プリセット対応FM/AMチューナー


6.1chの最新映画から音楽CDまで、厚みのあるクリアサウンドと臨場感で満喫。クラスを超えた充実の高音質設計

DTS-ES/ドルビーデジタルEX完全対応、AACやプロロジックIIも高精度に再生

圧倒的臨場感の26サラウンドプログラム。新開発ナイトリスニング・モードも装備

お部屋に合わせた最適音場を簡単に設定できるイージーセットメニュー

720p対応の広帯域D4映像入力、前面AV入力など充実の端子群

 
◆ 視聴レポート ◆

  ◆前置き

2ch(標準ステレオ)モードとHi Fi DSPプログラムを通して視聴した2ch(実際には、設定によりリアから少し聞こえるので4ch)の立場から見たレポートです。

初日

ステレオモードに変更するのに一苦労。リモコンに慣れるまで少し時間がかかりそうです。
スピーカーYAMAHA:NS-690では、ウーハー30cmと密閉型のためかDSP-AX440ではパワー不足を実感。やや軽めのサウンドを聞かせてくれました。(ステレオモード)

2日目

前日から、期待したほど(店頭で2chで視聴することはできなかったので仕方がありません)ステレオモードでは良くなかったので色々考えてみるとBASSとTREBLEで低音、高音の調整をしていないことに気付きました。よくあるんですよ・・・店頭でも調整しないで視聴してがっかりすることが・・・調整により最適化された音が評価の対象になりますから気をつけなければなりません。
で、調整した結果、初日より少し低音は安定しましたが、高音はあまり変化がみられませんでした。エイジングも進んでいないので当然といったところでしょうか。(ステレモード)

3日目

あんましステレオモードで視聴しても仕方がないので今日から本格的にHi Fi DSPプログラムを使用してみました。
おそるべし・・・すごい!何がって、臨場感がすごいです。主に使用したのは、コンサートホール、ジャズクラブ、ロックコンサート。ソプラノやテノール、中高音のボーカルの響きがコンサートホールでは微妙なほどきれいに再現され、やわらかく、かつ落ち着きある音をきかせてくれました。ジャズクラブでは、コンサートホールとは違い少し空間が狭くなってクラブ的なホールの中で演奏している感じがジャズの曲とマッチして、クラブの中を覗いている気分にさせてくれました。ロックコンサートでは、ベンチャーズをセレクト。ベースやドラムの音が最高でした。
とまぁ、さすがYAMAHA。エントリークラスのわりに音楽にも力を入れているのが実感できました。



 
   
 
◆ 総評 ◆

  1ヶ月後、スピーカーKENWOOD:LS-V530-Wにつないで鳴らしてみると、ステレオモードでもHi Fi DSPプログラムでも、かなり満足のいく音で鳴ってくれました。映画だけではなく、音楽のサウンドにも力をいれているYAMAHAのAVアンプ。さらに26種類もあるサラウンド。楽しめます。

このシリーズで2004年の3月下旬から発売のDSP-AX450では、31種類のサラウンドにパワーアップ。これから、ますます低価格層帯のAVアンプがおもしろくなってきそうです。


 
◆使用機材

YAMAHA:DSP-AX440-N 

YAMAHA:NS-690

KENWOOD:LS-V530-W

SONY:DVP-NS530-N

◆視聴曲

ベンチャーズ セレクション

CELT MUSIC



 
◆注意 ここに記載されている画像の著作権は株式会社 ヤマハ株式会社にあります◆
             
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