視聴レポート 

             
◆ きっかけ ◆

 
このプリメインアンプをmarantz:PM6100SA ver.2と買う上で候補にした理由は、まず第一にオーディオ雑誌で絶賛されていて、この価格帯ではエースとも言うべき存在であったからです。
第二に偶然とも言うべき事なんですが、実は高校一年か二年の時にオーディオアクセサリーと いうオーディオ雑誌を買っていて当時羨ましそうにお金が貯まったらこのプリメインアンプを買うんだと付箋を貼っていたものが、まさにこのプリメインアンプでした。本当に偶然とも言うべきことで当時はインターネットも普及していなくて情報源は雑誌しかありませんでした。その当時に、このプリメインアンプを第一の候補にしていた自分を今では微笑ましく思っています。
第三に、これほど絶賛されているので自分の目と耳で確認したくなり、このような結果になりました。

 
 
             
製品仕様

【パワーアンプ部】
●定格出力(両チャンネル駆動時)/50W+50W(8Ω、20Hz〜20kHz、T.H.D.0.1%)
●実用最大出力/100W+100W(4Ω、1kHz、EIAJ)
●全高調波歪率/0.01%(1kHz、8Ω)
●ライン入力周波数特性/5Hz〜100kHz +0、-3dB
●出力端子/スピーカーAorB 4〜16Ω、スピーカーA+B 8〜16Ω
【プリアンプ部】
●入力感度/インピーダンス/MM:2.5mV/47kΩ、LINE:150mV/47kΩ(ソースダイレクトON時)
●定格出力/PRE OUT:1V(1kHz)
●PHONO RIAA偏差/20Hz〜20kHz±0.5dB
 

【総合】
●SN比(聴覚補正A、入力短絡)/PHONO MM:86dB(5mV入力時)、LINE:107dB(ソースダイレクトON時)
●トーンコントロール特性/BASS 100Hz±8dB、TREBLE 10kHz±8dB
●ラウドネス/100Hz+6dB、10kHz+6dB

【その他】
●消費電力/135W、(スタンバイ時 2W未満)
●外形寸法(足、ツマミ、端子を含む)/W434×H121×D338mm
●質量/7.0kg

【システムリモコン】
●外形寸法/W54×H155×D29mm
●質量/約100g

機能・特長

“繊細さ”と“力強さ”を両立させたHC(High Current)シングルプッシュプル回路を搭載。

表現力豊かな再生を実現するHC(High Current)-トランジスタを採用。

高速、大電流に対応した電源回路。

高音質化をさらにサポートするマイコンストップモードを採用。

音質の高品位化を図るソースダイレクト機能。

将来のグレードアップを見越して、PRE OUT端子を装備。

音楽を多彩に楽しむREC OUT SELECTORを採用。

システムを集中コントロールできる多機能システムリモコンを装備。

アナログレコードプレーヤーも接続できるPHONOイコライザーアンプ(MM)を搭載。

 
◆ 視聴レポート ◆

  ◆前置き

視聴したお店は、ヨドバシカメラ梅田店です。視聴したこのプリメインアンプは、おそらく今から大分前から展示されているような感じでエイジングもかなり進んでいるようにも思えました。
視聴曲は、残念ながら不明ですがジャンルはジャズです。

最初の15分間

率直に一言で言えばパワーがあるなぁという感想を持ちました。最初はノーマル設定で視聴しました。

気分転換に店内を1時間うろついた後の15分間

やはり絶賛通り、かなりのパワーを持って余裕ある音を聞かせてくれると実感しました。店員さんにつかまり、このプリメインはおとなしい鳴り方をしますよと色々説明を聞く。正直そうとは思わないと気分は・・・へ。
気分を取り戻して再視聴。音量を上げていくと、おや少しウルサク感じる。なぜかなぁと思い調整つまみをいじってみるも、自分の好みの音とズレていました。悪く言うと(デノンさん、すいません)パワーがありすぎて全体的に低音と高音だけが異様に強調されたような音の仕上がりでした。音が変に変形されていると言ったほうがいいかもしれません。少し期待はずれでした。


 
   
 
◆ 総評 ◆

  このプリメインアンプについて個人的には悪く書いてありますが、視聴レポートの立場としていうなら、別に買って損はなく音楽の聴くジャンルによっては、marantz:PM6100SA ver.2より力強く元気のある鳴り方をしてくれる可能性は否定できません。しかしながら、雑誌にも書いてある通り(前作のプリメインアンプより荒れが大分改善されたと評してあります)この荒れが気になるところです。むしろ雑誌に書いてあるから余計にそのような鳴り方に聞こえるのかもしれませんが心理的にも聴覚的にも、やや全体的に音が多少変形されて荒れが気になる部分があることは否定できません。デノンの上位機種では、この荒れが改善されているとは思いますが、好みで良し悪しは決まりそうな感じです。

というのもダンスミュージックなど、ビートの効いた音楽や元気のある音楽を小型スピーカーで聞く場合、おそらくこのプリメインアンプは本領を発揮しそうですが大型スピーカーでは、やはり多少の変形した荒れがあらはに聞こえそうな感じがするからです。

最終的な総評としては、この価格帯でどれだけ何を求めるかによって決まりそうですが、パワーがあり小型スピーカーでも力強い音を鳴らしてくれるなら決して私が少し悪く書いたのとは裏腹に素晴らしい素質を持つプリメインアンプであることをエース的な存在を常にキープしているDENON:PMA-390IVの売れ筋がNO.1である事実が立証しているように思えます。


 
   
◆使用機材

DENON:PMA-390IV  
詳細不明

◆視聴曲

詳細不明

 

◆注意 ここに記載されている画像の著作権は株式会社デノン(英文社名:DENON,Ltd.)にあります◆

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送