購入&視聴レポート
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きっかけ ◆
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このプリメインアンプを購入したきっかけは、父親から譲り受けたスピーカー YAMAHA:NS-690がAVアンプのYAMAHA:DSP-AX440ではパワー不足で Hi Fi DSPプログラムを通して聞く場合は問題ないのですが2chステレオモ ードで聞く場合、少しパワー不足で貧弱な鳴り方しかできなかったからです。 とは言うもののAVアンプにプリメインアンプ程の音質を求めることに無理は ありますが・・・。 またHi Fi DSPプログラムはたいへんすばらしい臨場感を作り出してくれるの ですが、人間どうしてもHi Fi DSPプログラムで音を変形させて聞き続けてい ると逆に何もかざらず変形させない自然な音質を求めたくなるものです。さ らに正直言うとHi Fi DSPプログラムを通し音のボリュームを大きくして何時間 も聞き続けていると多少疲れてくるのか何かうるさく感じてくるようになったの でした。 そんなわけでプリメインアンプが欲しくなり、この価格帯だとmarantz:PM6100 SAver.2かDENON:PMA-390IVぐらいかなと思い視聴した結果marantz:PM61 00SA ver.2に決めました。 |
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製品仕様 定格出力 8Ω負荷 50W×2 6Ω負荷 60W×2 4Ω負荷 70W×2 全高調波歪率(20Hz〜20kHz両ch駆動8Ω負荷) 0.01% 混変調歪率(SMPTE) 0.01% 出力帯域幅(8Ω負荷、0.04%) 10Hz - 50kHz 周波数特性(CD、ソースダイレクト) 5Hz - 60kHz+0、−1dB ダンピングファクター(8Ω負荷、20Hz〜20kHz) 100 入力感度/入力インピーダンス PHONO(MM) 2.3mV/47kΩ HIGH LEVEL 200mV/25kΩ PHONO最大許容入力(1kHz) MM 130mV RIAA偏差(20Hz〜20kHz) ±0.2dB SN比(IHF Aネットワーク、入力ショート) PHONO(MM) 85dB HIGH LEVEL 110dB トーンコントロール BASS(100Hz) ±8dB TREBLE(10kHz) ±8dB 入力端子 ライン 3系統(CD、Tuner、AUX/DVD) MDまたはテープ系 1系統 CD-R 1系統 フォノ 1系統 出力端子 プリアウト 1系統 MDまたはテープ系 1系統 CD-R 1系統 スピーカー 1系統 ヘッドフォン 1系統 電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz 消費電力(電気用品安全法) 135W 最大外形寸法 H 124mm W 440mm D 340mm 質量(本体) 7.5kg 付属品 専用リモコン、着脱式ACケーブル 機能・特長 電流帰還型プリアンプ 電流帰還型パワーアンプ WBTスピーカーターミナル インレット式ACケーブル Absolute SA Technology 参考 アイエー出版 第33回ベストステレオコンポグランプリ入賞製品 プリ〜メイン・アンプ部門で部門賞を受賞 選考審査会は平成15年11月3日 審査委員;菅野沖彦/若林駿介/高橋和正/石田善之/金井 稔 |
◆ 視聴レポート ◆
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◆初日 音にキレがあり中高音は元気がよく透明感のあるしっかりとした音。マランツらしい品のあるサウンドです。 ◆一週間後 やや低音が不足ぎみに感じる。大音量時に比べ小音量時に大きく低音と高音が強調されるラウドネススイッチを使用するもマランツのすばらしい繊細で透明感ある音が台無しになって聞こえるように思える。DENON:PMA-390IVにしとけばよかったのではないかという後悔の念にかられること3日間。 ◆2週間後 エイジングが少し効いてきたのかやはりマランツの方がすばらしいと自信をもって感じることができた。トーンコントロールのBASS TREBLEつまみを調整することによってマランツのすばらしい繊細で透明感ある自然なサウンドを失わず安定した低音を作り出してくれることを確認。もちろんノーマル状態でも聞くジャンルによっては調整する必要がないほど落ち着きあるサウンド。とりわけピアノ、ソプラノは伸びがあり美しい。ジャズなども弾力性がありボーカルもしっかりとしている。ポップでも軽快なサウンドを聞かせてくれました。 |
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総評 ◆
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このプリメインアンプはまさに自分の探し求めていた音を聞かせてくれました。かつての環境では、スピーカーYAMAHA:NS-690のウーファーが30cmもあるために何か中高音域はっきりとしないというか(AVアンプの能力以上のパワーを必要としていたのか)全体的に30cmウーファーにおされ気味でスピーカー本来の性能が出ていない環境でしたが、このプリメインアンプを使用することによって一気に改善されました。改めてプリメインアンプのすばらしさを実感したものでした。 このmarantz:PM6100SA Ver.2は音を変形させることなく限りなくスピーカーのもつ力を最大限に引き出してくれるように思えます。小型スピーカーでは小型スピーカーの良さを壊さずに安定した音を追及しています。つまり小音量時でも低音域から中高音域にわたって安定した自然な音を作り出してくれるということです。これは視聴した方なら必ず実感できると思います。 私のアンプ選びは、音量を上げていってどれだけ歪が発生するかというのも聞く上で重要ですが何よりも音量を下げていってどれだけ忠実に再現できているかという点に重点を置いています。そのなかでこのmarantz:PM6100SA Ver.2はすこぶるほど他機種と比べすぐれていると思います。またインレット式ACケーブル(電源ケーブルを変更できる)を採用し、さらにはWBTスピーカーターミナル(この価格帯ではこの機種しかありません)を採用し高音質化を追求するマランツの姿勢は本当にすばらしいです。 こんなに褒めちぎってmarantz:PM6100SA Ver.2に欠点はないのかと思う方もいらっしゃると思いますので何点かあげますと、付属のリモコンが付属している価値がないということです。音量を上げたり下げたりしかできずパワーのオンオフができません。これはかなり不満です。使いにくいです。またより高音質で楽しむソースダイレクトスイッチを使用するとトーンコントロールが使用できないこと。やはり自然な繊細な音を追求しているからでしょうか。とまぁ欠点はこれぐらいです。最後にこの機種marantz:PM6100SA Ver.2は買って損はないと思います。オススメです。 |
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◆使用機材 marantz:pm6100SA Ver.2 YAMAHA:NS-690 SONY:DVP-NS530 MONITOR:COBRA 4C ◆視聴曲 feel1〜feel3 |
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◆注意 ここに記載されている画像の著作権は日本マランツ株式会社にあります◆
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